東北お遍路巡礼地標柱除幕式

10月16日、野田村愛宕神社参道広場にて、岩手県での第1号標柱が野田村に完成し除幕式が行われました。東日本大震災により被害を受けた福島県から青森県までの沿岸地域に慰霊・鎮魂のための巡礼地を選定し、民族や宗教を越えた多くの方々に巡礼地をたどって頂き、東北の各被災地が連携して、千年後までも経済的文化的に自立発展できる復興の一助となるよう、活動を続ける「東北お遍路プロジェクト」。

「東北お遍路プロジェクト」理事長の新妻香織さん(写真 左)は、野田村が一番熱心で、岩手県で一番に標柱を建てられたことが存外の喜び。語り継ぐことが一番の防災になり、震災の記憶をつなぐことが大切。これを機に「東北お遍路(こころのみち)」を浸透させていきたい。海岸線、お遍路、観光ルートが繋がることで地域の活性化になる。また、巡礼地の場所を推薦してほしいと話してくださいました。(巡礼地は順次増える)

小田祐士野田村長は、東日本大震災後、東北を訪れる人の こころのみち、また震災からの地域の発展に感謝するとともにお祝いをのべ、町中に標柱があることで沢山の方々に巡礼地を訪れてほしいと話されました。

海上のことが報道されていない、伝えたいと村上美保子さん 作(いくまさ鉄平/絵)の紙芝居、福島新地町の物語「命の次に大切なもの」が村上さんにより披露されました。震災を経験して出て行って話す人がいないと、海外含め学校を中心に450ヶ所以上で公演・披露されています。

イベントでは、とん汁のおふるまい・無料縁日コーナー・なもみ太鼓・餅まきも行われ、たくさんの人で賑わいました。

標柱は、高さ2011㎝・幅311㎝で、伊達冠石(泥かぶり)は、地球・宇宙・和・魂をイメージし、標柱に刻まれた線が3・11を表している。津波の記憶を風化させることなく記憶を語り継ぎ、将来世代へ伝承するため「東北お遍路(こころのみち)」は、巡礼地の場所を公募しています。また、巡礼地は全体で62ヶ所(平成28年10月16日現在)、100カ所を目標に活動を続けています。

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